4月24日(土)、天気が心配されましたが、ポラーナの杜で今年度初イベント開催♪
40家族(120名)近くの皆さんに参加してもらい、とっても和気藹々の活動になりました。
この活動をずっと安平町で進めてきた、「学校のどんぐりの子孫を残す会」代表の多田さんのレクチャーのもと、今年はポラーナで行いました。
以前に活動された参加者の方や、地元の方、初めて行う方・・色々。
最初はポラーナの大事にしていることを伝えさせていただきました。
なぜ、ポラーナの杜で伐採木を使った植菌をするのか・・
「木を育てるために木を切る
その木の恩恵を私たち人間が受けさせてもらい、今回はミズナラのホダ木で椎茸づくりをする・・」
イラストレーターの奥平さんによる、イラストがとてもわかりやすく・・
こんなレクチャーを。。
続いて、多田さんのレクチャー。
椎茸が育つ場所・保存する場所・大切にすること・・・
色々とお話を。
すごく丁寧に、ホダ木づくりの説明をいただきました。
多田さんの言葉の中にある「自然の中では適当に」という言葉が印象的。
多田さんの「適当」はたくさんのご経験が詰まった体験談があってのもの。
人間が機械の中で計算された世界になりつつある中、
それでもたくさんの体験と経験と知恵が詰まって湧き出てくる多田さんの言葉の数々。
それがあって「適当」という言葉を使えるこの素敵な時間。
長さの測り方一つをとっても・・人間の(自分の)体のことを知っていることで、どこの場所を使えば長さが測れるかがわかる・・
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私もこれまで運動指導を多々行ってきましたが、まさにこの多田さんの感覚!!
自分がどんなふうに体を動かせて、どうしたら大丈夫か、
自分がどこまで対応できる力があるか・・
それは自分にしかわかりえないこと。
裏を返せば人から教えられることではない・・
このことを気づかせるのが大人の役割だと思う・・そう思うのです。
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こんな話を交えながらのコマ打ち。
インパクトドライバーを親子で握り、
金槌でコマを叩いていれる。
なんとも単純な動きではあるものの・・
これがまた、親子で、友達と一緒にやると楽しくてたまりません♪
制作活動のように「何か形にしなければならない」というものとは違って、
同じ体験であっても全く違う感動体験と楽しさがコマ打ちにある!!
この様子を見ながら、創作活動に思いがある奥平さんがコメントを残す。
こういったことの紡ぎ合いを創作活動をする力の根幹として持つことで、人は豊かに生きれるのかもしれません。
コマを打ち始めたらみんな夢中になる!
各々のペースで仕上げていました。
終わってから、ヒメとクウに寄り添って、ご飯をあげてくれたり、ブラッシングをしてくれたり・・
ポラーナの杜にいる家族に関わってくれる子どもがいる、大人がいる。
こんなふうに、人間の「言葉」という共通のものがなくても一緒にいるだけで何かを感じ合える時間がある・・・
とても大事な大切な時感が流れていた気がします。
最後に・・・
このイベントを開催にするにあたって、安平町教育委員会のご協力があって、町内にチラシを配布させていただいたり、ホームページに掲載していただくことでチラシが手に渡らない地元の方へ情報が届いて参加してくださりました。
感謝です。
そして、学校のどんぐりの子孫をまもる会のご協力で当日のトイレ設置をさせていただきました。そして、たくさんの工具をお借りできました。
そして、そして・・・たくさんの方々がボランティアでご協力いただきました。事前準備から当日の準備と実施中のサポート、終了後の片付けまで・・・参加している方々へのこまめな配慮なども!
この方々のお力添えなしに、今回のイベントが怪我なく楽しく行うことはできなかったと思います。
心から感謝申し上げます♪
次回は、5/1-2の移植イベントです。
またたくさんの方々と一緒に楽しく活動したいです!!
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