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執筆者の写真polanabira

「ポラーナ馬育」スタート

11月から地元、安平町の認定子ども園である、おいわけこども園で月に2回、出張ポニーということで、活動を始めさせてもらっています。



ポラーナとしては、保育の一部に「馬」とふれあう、ということを念頭にし、

1)馬を知る

2)馬とふれあう

3)馬との暮らしを感じる

ということで日々の子どもたちとの活動を行っています。


ポニーを連れていき、子どもたちのその日の様子や環境に合わせて、子どもの興味を持ったことなどから馬と人間の関わりを思考しています。


例えば・・

「馬とふれあう」時に、子どもは様々な反応をします。

すぐにふれられる子ども、ちょっと腰が引けている子ども、なんとなく怖がっている子ども、馬に触れることを断固として拒否する子ども・・


なんとなく、「馬とのふれあい」という文言を使うと、馬に触れる、乗れる、関われる・・下手すれば、馬を好きになる!なんてことをイメージしがちな教育や保育のあり方がある中・・

ポラーナとしては、ある意味ではまた異なったものの捉え方「一人一人の馬との距離の取り方は違うもの、であれば、馬が恐ければ別に馬に無理にさわれなくていい・・。その人の気持ちと馬との距離感で何かを感じればいい。もっというと・・自分と馬が直接的に関わらなくても、仲間と馬とのやりとりをみながら何か感じる方法も大歓迎!」で考えています。


実際に、子どもが馬と向き合った時のエピソードとして、、、

馬と距離があるときは人間(子ども)の方が強気に馬に関わっていくけれど、いざ、馬との距離が近くなると、馬の大きさや動きから人間(子ども)が一歩下がって馬と関わる姿は多々あります。


このように、人間(子ども)が自分自身で馬と向き合うことで感じる気持ちこそ大事で、「怖いと感じる」ことはとても大事。こう言った気持ちをたくさん紡ぎながら、自分の中で馬との関係を感じてもらえることが極めて重要だと思っています。



そして、こども園という場所で馬と関わることは、仲間や先生たちがいる。つまり、集団を通して感じ合えることがたくさんの情緒を育てうると考えます。


安心でいる保育者と一緒に馬とふれあってみる、仲間と過ごしながら挑戦する気持ちや「友達は○○だけど、自分はこうする!」という自己決定ができる瞬間に出会える、、、

そんなことを根底に置きながら、馬と関われるたくさんの方法を模索しながら活動し、結果、保育の一助となれば、と思っています。


12月も終え、合計4回を終了。

この4回で・・・子どもの変化が見られてとても楽しくてたまりません!!


こう言ったことをたくさん紡いでいきたいと思います。

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