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執筆者の写真polanabira

8/8 もりと水辺のワンデイキャンプ〜森編〜


コロナの関係もあり、今年はワンデイキャンプという形で、「森編」「カヌー編」の2部構成で実施。

初回は、ポラーナの杜を舞台にもり遊びを行いました!


オープニング。

スタッフ・参加者の子どもたちの自己紹介。ちょっと緊張?!


ということで、アイスブレイクスタート!!

それぞれがミキシングしながら、徐々に緊張がほぐれていきます!


ポラーナの杜の紹介をしたあと、今回の活動ミッション「火起こし」スタート。

限られた資源の中でグループでスタート。

なんとなく知っている知識と材料を使って挑戦!

「ついた!」

と思った火も焚きつけの新聞紙については消え・・

しばらくこの繰り返しを経て、試行錯誤しながら火をつけました。

ここでのエピソード・・

白樺の皮が燃える!と知っているAくんが、生きている白樺の皮をたくさん剥ぎ始める・・


ん・・・


そのとき、一人のスタッフが

「生きている木なんだよ。人間の皮膚と同じで、皮を剥ぐ痛みは人間の皮膚に傷つくことと同じことなんだよ・・」

というささやきが・・


Aくんの白樺を剥ぐ手のスピードが落ちる・・

白樺を気にかけ、ゆっくりと丁寧に優しい手つきに変わる・・

(白樺の気持ちを考えると共に、でも自分たちのミッション(火起こし)には欠かせない白樺の皮)


こう言った白樺という生きている木を大事にする気持ちと、自分たち人間の生活に必要な燃料としての需要と・・

このバランスをAくんの中で葛藤しながら整えている、この時間がまた流れていたのでした


「やりすぎ」「人間中心」の思考からゆっくりと「もりの時間」「自然を大事にする」思考へ。


お米も羽釜で炊きました。

お米とぎも一苦労。


お米の研ぎ汁は、自然のことを考えると・・直接地面には流しません。

ちゃんと容器に溜め、このあと、濾過機にかけてゆっくり自然に還します。


普段、当たり前のように行っている所作をもりの中では一つ一つ自然の気持ちになって考えて行動してみます。

この一手間こそ、自然と人間との共生なのだと思います。


今回の食材は、安平町の食材をとことん食す。

野菜も地元の農家さんに分けてもらったもの。

子どもたちの手にかかれば、野菜もこんな感じで食されます。


今回は、起こした火でお湯をわかし、非常食(レトルトカレー)を温め、それに夏野菜をかけて食べる夏野菜カレー。

お肉ごろごろのカレーに・・野菜が苦手な子どもも大満足!!



早く準備ができたグループから、食していきます。

グループで活動しながらも、みんなが仲間で取り組むこの雰囲気がまた絶妙でした。


カレー皿を洗うのも自然に優しく・・

そして、グループごと、水の量も限られているので、丁寧に水を使います。


片付けなどを終えたら、しばらくフリータイム。

子どもたちはポラーナの池で生き物探しを始めます。


しばらくすると・・

馬もやってきます


ウクレレで楽しいひと時を過ごします


そのうち・・

自然に遊び場づくりが始まっています



アート活動も開店しています



もりの中の植物探しを楽しむガイドツアーを楽しんでいます



のんびりハンモックに揺られる姿もあります



一人一人がやりたいことを楽しむ時感。

穏やかに、遊びを自分で見つけながら、時にサポートされながら・・

もりの時感が流れます。


ノンプログラムというプログラム。

子どもが自ら遊びを見つけて過ごす時感。

時間はあっという間に過ぎていくのでした。


遊びの紹介をみんなでシェアしたあとは、

ポラーナの池に行き、湧水を観察。

この湧水が出る意味とは・・

スタッフから伝えます。

もりの中で水を大切にした理由。

もりの水が美味しい理由。

そして、この湧水の流れ着く先に次回はカヌーをする動機づけに・・

スタッフから伝えたいこと、伝わるといいなぁ。

最後は絵本で森と水の関係を。

ウクレレのバックミュージックあり。


「まだ遊べるの?」

「今度ここで遊べるのはいつ?」


8時間過ごした森。

まだまだ遊べる森。

こんな豊かな時間が過ごせる森。

響くものがいっぱいありますように♪



長文にお付き合いいただきありがとうございました。



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